(最終更新 2015/10/25)
[安全への取り組み]
アラブの会は,食品の販売にあたり,防火及び食品衛生に関する自主行動計画を策定しました。
今後とも,より安全な運営に取り組んでいきたいと思います。

●防火に関する自主行動計画(2013/9/1策定)
1,火気使用時は,ガス漏れや周囲の安全を十分に確認する
2,コンロは耐火板の上に設置し,テント幕から十分に離す
3,プロパンボンベ,カセットボンベは日陰で保管する
4,使用済みカセットボンベのガス抜きを会場内で行わない
5,テント内は禁煙とする
6,テントに消火器を設置する
7,万一の事故(火災や怪我等)に備え,損害賠償保険に加入する

●食品衛生に関する自主行動計画(2014/2/1策定, 2015/10/25一部改訂)
1,食品は,できる限り作り置きせず注文後に調理して速やかに販売する
2,食料は,信頼できる販売店から調達する
3,肉類は,グリルやフライパン等で十分に加熱する
4,野菜は,十分に洗浄し,必要に応じて殺菌処理をする
5,菓子類は,常温で2日間以上保存可能なものとし,生菓子は扱わない
6,スープ類は,会場で沸騰させた後,65℃以上で保温する
7,米飯類は,会場で炊飯し,65℃以上で保温する
8,手や器具は,十分に洗浄し,アルコール等で消毒をする
9,調理時は,手袋(食品衛生法適合品)を装着し,トング等で食品を扱う
10,調理は,出来るだけ単純化し,会場で複雑な加工は行わない
11,仕込みは,衛生的な場所で行い,加工食品等を活用して簡略化する
12,体調不良や手に傷をした人は,食品に手を触れない
13,食品衛生の有資格者(食品衛生責任者,管理栄養士等)を配置する
14,ハラールやコーシェル,ベジタリアン等の食物禁忌に配慮する
15,万一の事故(食中毒など)に備え,損害賠償保険に加入する


野菜等の殺菌処理について
食品の販売は,法令や保険所等の指導に照らし合わせ、自主的に衛生管理をする必要があります。
特に野菜等の使用については、安全性を高めるために殺菌処理をすることが求められています。
殺菌剤としての次亜塩素酸ナトリウム(食品添加物)は,人体や排水後の環境への影響の懸念など,
その使用に議論があるところですが,水道水等にも利用され,その効果や安全性が科学的に認知され
ているものと思われます。また,それに代わる抜本的な方法が無いことから,野菜を加熱せずに提供
する場合の殺菌手段として,必要に応じて取り入れることがあります。(保健所等の指導による)
使用後は流水で十分に洗浄することで,残留塩素を出来る限り取り除くこととします。
次亜塩素酸ナトリウムは,アルコールでは死滅しないノロウィルス等にも効果が期待できるので,器
具類の消毒にも活用します。
使用方法は,製品の説明書及び厚生労働省大量調理施設衛生管理マニュアル等を参考にします。

代表的な市販の次亜塩素酸ナトリウム(食品添加物)
花王 月星ブリーチC
http://www.kao.co.jp/pro/product/detail/1620.html

厚生労働省 大量調理施設衛生管理マニュアル(京都市情報館)
http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000158132.html
同マニュアルが適用されるのは,同一メニューを1回300食以上又は1日750食以上を提供する調理施設。
中小規模の調理施設も,同マニュアルの趣旨を踏まえた衛生管理の徹底を求められています。
P13参照
1. 野菜・果物
F必要に応じて、次亜塩素酸ナトリウム等注2で殺菌した後、流水で十分すすぎ洗いする。
注2: 次亜塩素酸ナトリウム溶液(200mg/Lで5分間又は100mg/Lで10分間)又は(以降省略)






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